白峯散策ばなし

 

 

2000年

ここまでの道のりは長かった。
JR坂出駅からバスで20分降りると、急な坂道を登ること数十分。
途中で車道と歩道が分かれ、一人山の中へ。
電柱さえなければ西行もこのような道を歩いていたのか、
という感慨にふけることができたでしょう。
しかし、途中バスとすれ違ったのですがその中にお遍路姿の一行が…
歩いていたのは一番若いであろう俺だけ…
たった一箇所しか回っていないのですがすごいそれはないだろう!てな気分でした
しかも夏の暑い盛りですからいい運動にはなりましたね。
昔はもっと大変だったんだろうなぁ…

ついに白峯につきました。天気も快晴で観光スポットの一つとして
怨霊などを感慨深く感じるのは容易ではなかったです。
中で売られているパンフレットなどを買いながら中を散策しました。
そして、客殿への道を歩いているとある老夫婦とお孫さん(女子大生!)に声をかけられました。
なんでもお孫さんのレポートの関係でこちらにやってきたそうです。
地元の方でしたがこちらにはめったにこないそうです。
こういうところに若いもんがいるのが珍しかったのでしょうか(当時うら若き22歳)
そして私は白峯の風景を目に焼き付けるのであった

最後に帰り道の途中で、メインのひとつでもある墓所に向かいました。
京都へ移転する前に存在していました墓所です。
むしろ偉い方や歴史に名を残す方には何箇所ものお墓がありますね。
ここで崇徳院の旅もおしまい。
時間までに電車に乗らねばならないので途中の時間を考えると
ここでゆっくりするわけにもいかず、またあの道を戻るのか…と、
道を歩くと後ろからクラクションを鳴らした車が
さっきの御夫婦とお孫さんじゃないですか!なんでも駅まで送ってくれるそうでしてf(^。^;)
そして、駅まで送ってもらいましたのでお礼に京都に行ったときに余分に買っておいた八橋を
とりにいってる間に名も告げずに消えていました。
四国のかたがたはお遍路さんに親切にする風習があります。
それを見ず知らずの私にいただけたのはありがたい限りです。
この場を借りてお礼を申し上げます。
これも崇徳院のお導きでしょう。

 

 

2001年

昨年の教訓を生かしてクーラーのきいたレンタカーを借りていざ白峰へ!
いやぁ!去年の二の舞をふまずにほんと文明万歳!!!といったところです。
あんなに大変だった道のりがまるで隣に誰かを乗せたいぐらいの
最高のドライブコースに感じました。

本当に何の苦労もなくついてしまいました。
いや、正直楽なほうがいいといいますか昨年の二の舞を踏みたくないぞ!というのがありましたね。
昨年のような出会いがあれば、いや、昨年の老夫婦にお会いしたい!
と思いましたが、今年はそのような出会いはありませんでした。
むしろ、白峰を予定に入れるつもりはなかったのですが
四国へ行ったならば崇徳院の兄貴にご挨拶せねば!!!
という感じでした。
もしかしたらもう一生離れられないのかもしれないなぁ…

やはりゆっくりできたといいますか、思わず昨年の老夫婦(とお孫さん)
を探してしまう自分がいました(笑)
これで崇徳院の兄貴への挨拶も終わり!
まさか二年連続で白峰へ行くとは思いませんでした。
さすがに2002年は無理でしたが、
逆に行かないのが崇徳院の兄貴に申し訳ないような感じです。

 

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