仏法僧

(瑞泉寺 悪逆塚)


瑞泉寺 外観

瑞泉寺 由来

瑞泉寺 絵巻

鴨川 三条大橋沿い

瑞泉寺 

瑞泉寺 悪逆塚
一日(あるひ)夢然三条の橋を過る時。惡ぎやく塚の事思ひ出るより。かの寺眺られて白昼ながら物凄しくありけると。京(みやこ)人にかたりしを。そがまゝにしるしぬ

(雨月物語 より)

(仏法僧 悪逆塚)

 京都の三条大橋近くは繁華街として数多くの人でにぎわっております。その近くにある瑞泉寺は繁華街の喧騒のなかにひっそりと秀次公や家来、妻妾、子達の菩提を弔っております。中に入りますと、瑞泉寺の縁起絵巻があります。奥のほうにはひっそりと畜生塚とも言われる「悪逆塚」があります。
三条河原で秀次公縁の人たちを殺し、その遺体を一ヶ所に集めて塚をたてたのが「悪逆塚」です。その後、河川の氾濫でつぶれてしまったものを角倉了以が河川工事中に発見し、塚にかかれてあった「悪逆」の文字を削り、秀次公の戒名から「瑞泉寺」が名付けられました。

住所:京都市中京区木屋町三条下る石屋町
交通:地下鉄 市役所前下車徒歩約4分  京阪電車 三条下車徒歩約3分  市バス 河原町三条徒歩約3分


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