吉備津の釜
吉備津神社 本堂
吉備津神社 本殿
御釜殿
御釜殿 由来
御釜殿 入り口より撮影
鳴釜神事 案内
ともし火を捧げて照し見るに、男の髪の髻ばかりかゝりて、外には露ばかりのものもなし。
(雨月物語 より)
(吉備津神社)
似たような名前の吉備津彦神社がありますが、鳴釜神事は吉備津神社ですのでお間違いなく。
雨月物語に登場する磯良はここの神主の娘という架空の設定でした。鳴釜神事は一般の方でも体験することが
できますが、消防法の関係で午後2時までしか受け付けられないということです。
中の撮影ができないので、外からの撮影となりましたが、中はいわば台所。御釜の後ろには広島から贈られた
巨大なしゃもじがそれを物語っております。
この鳴釜神事は、釜占の一種でありますが、吉凶を判断するのは自分自身です。中で神事を担当する阿曽女の方に
話を聞いたのですが、実際にならないことも2,3度あったそうです。雨月物語の影響からか、無条件で凶と考えて
しまいますね。ですので、私も鳴釜神事を行ったときは鳴るか鳴らないかで不安でした。
住所:
岡山県岡山市吉備津931
交通:JR吉備津線 吉備津駅下車 徒歩10分
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